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海外ボクシング情報

  • 肋骨骨折からの完全復帰を目指す前WBA世界フェザー級王者

    肋骨骨折からの完全復帰を目指す前WBA世界フェザー級王者

    2022.09.29
    前WBA世界フェザー級王者の徐燦(シュ・チャン/中国/21戦18勝3KO3敗)の仕切り直しとなる復帰戦が日本時間28日に正式発表されています。当初は5月21日に米国のフロリダで、ブランドン・ベニテス(メキシコ/20戦18勝7KO2敗)を相手に行われる予定でしたが、徐がトレーニング中に肋骨を骨折、7月に延期とアナウンスされていたものです。


    このほど新たに10月7日に行われることがアナウンスされ、会場も5月に予定されていた米国のフロリダ州ヒルズボロ、プラント・センターと発表、対戦者と会場は同じく約5ヶ月延びた構図となっています。


    待たされた24歳のベニテスはおよそ10ヶ月振りの試合となり、一方の28歳、徐は昨年7月、L.ウッド(英国)に最終回TKO負けを喫して以来、約15ヶ月振りのリングとなります。猛烈な手数とスタミナが主武器の徐がどこまで本調子に仕上げて戻ってくるのか、一時期はフィリピンやタイなどのアジア圏だけでなく中南米などからも著名なトレーナーを招請、省によっては学校の授業科目になるほど隆盛を誇っていた中国のボクシング界。数百万人とも言われたボクサー人口も " コロナゼロ政策 " の影響を受け、ボクシング興行のハードルが非常に高くなるとともに若者のボクシング離れが加速、今ではボクシングを志す者も数万人に減少したことが地元メディアに報じられています。徐のノンストップのボクシングはボクシング熱の冷めた若者の心に再び火を灯すことは出来るのか、楽しみな前世界王者の復帰戦です。
  • 元IBFフライ級王者のモルティ・ムタラネが区切りの一戦

    元IBFフライ級王者のモルティ・ムタラネが区切りの一戦

    2022.09.28
    元IBFフライ級王者で来日経験もあるモルティ・ムタラネ(南アフリカ/42戦39勝26KO3敗)が昨年4月、S.エドワーズ(英国)に敗れて以来となるリングに上がることが地元メディアで報じられています。すでに世界ランクからも名を消したベテランは10月6日に40歳を迎え、次戦が区切りの一戦になるとしています。


    プロデビューから22年が経つムタラネは「時が来たのです。しかしこの状況を受け入れるのは簡単なことではありません。」と言葉少なにコメント、この試合を最後にグローブを吊るすと述べています。またノンヴェロ・マグカバ・シェジ・プロモーターは「ムタラネにとって正にホーム・カミングです。ピーターマリッツバーグは南アフリカでそれほど数の多くない、ボクシングの素晴らしい才能が眠る街です。(クルーザー級で2度世界戦のリングに上がった)タビソ・ムクヌもこの街から生まれたし、多くの有名なプロボクサーを輩出しています。ここには大いなる才能が生まれており、それを育てるのが我々の責務です。」と述べています。


    対戦相手は日本での試合経験も豊富、元4階級制覇王者のR.ゴンサレス(ニカラグア/帝拳)とも対戦経験を持つフィリピン・フライ級8位のディオネル・ディオコス(フィリピン/25戦15勝4KO7敗3分)としています。10月2日、南アフリカのピーターマリッツバーグに在る、ピーターマリッツバーグ・シティ・ホールにてムタラネが有終の美を飾ることは出来るでしょうか?
  • R.ジョーンズ Jr.「クリスは問題無く勝つだろうが、幾つか注意点がある」

    R.ジョーンズ Jr.「クリスは問題無く勝つだろうが、幾つか注意点がある」

    2022.09.27
    10月8日に迫った因縁の英国決戦、ロンドンのO2アリーナで対戦する、クリス・ユーバンク Jr.(英国/34戦32勝23KO2敗)対コナー・ベン(英国/21戦全勝14KO)戦はチケット発売後、24時間掛からずに約2万席が完売したことも大きな話題となっていますが、このほどアンダーカードが発表されています。


    両者による157ポンド(ミドル級3ポンドアンダー)契約での試合という点も話題となりましたが、ファンの楽しみなアンダーカードにはWBAインターコンチネンタル・ミドル級戦として王者でWBOでは4位にランクされる、フェリックス・キャッシュ(英国/15戦全勝10KO)がWBAで9位のコナー・コイル(アイルランド/17戦全勝7KO)を迎える一戦の他、東京五輪フライ級金メダリストのガラル・ヤファイ(英国/2戦2勝2KO)が保持するWBCインターナショナル・フライ級王座を懸けて、WBCフライ級13位のゴハン・ロドリゲス(メキシコ/14戦12勝1KO1敗1分)と対戦する楽しみなマッチアップもアナウンスされています。


    メインイベントに出場するユーバンク Jr. と昨年5月のM.モリソン(英国)からタッグを組んでいる元4階級制覇王者のロイ・ジョーンズ Jr.(米国)トレーナーは今回、コーナーに就かないことを明言していますが、興行的な面を考慮した末の判断としています。「この試合、クリスは問題無く勝つと思いますが、コナーを抑えるために気を付けなくてはいけないことがあります。顎を締めて集中力を切らさず、大きな左フックに注意すること、この程度です。クリスにはこういった事は伝えているので大丈夫でしょう、クリスの方が経験豊富、体格でも勝り、優れたファイターですからね。」

    「この試合の起源は父親同士の戦いです、コーナーに父親が居れば誰でも心強いものでしょう。私だったら、ナイジェルがコナーのコーナーに居て、ユーバンク Sr. がクリスのコーナーに就くところを見たいです。父親がこの戦いの最も大きな理由なのです、私がコーナーから身を引いた理由もそのためです。もしこの戦いに彼らの両親が関わっていなければ試合は行われていないでしょう、何故なら一方はウェルター級、もう一方はミドル級の選手ですから。」

    「私はクリスに最大限の愛情を持っています、彼の為に出来る限りのことをするつもりです。彼の父親が就くことで、この戦いが更に大きなものとなるのです。私が出しゃばる必要はありません、2人の父親同士による因縁がより多くの注目を集めますからね。私は自分のためでなく、チームのためにベストを尽くしたい。そしてチームにとって最善はユーバンク Sr. が就くことであり、コナーの父親がコーナーに居るべきです、それがこの戦いの全ての始まりなのです。」
  • WBO世界スーパーミドル級暫定王座決定戦は再び英国開催へ

    WBO世界スーパーミドル級暫定王座決定戦は再び英国開催へ

    2022.09.26
    元2階級制覇王者、デメトリアス・アンドラーデ(写真/米国/31戦全勝19KO)に決断の時が迫っています。14日、アンドラーデとWBOスーパーミドル級3位のザック・パーカー(英国/22戦全勝16KO)両陣営に対してWBOは同級暫定王座決定戦の入札を告知。しかしハリケーン " Fiona " によってプエルトリコやドミニカ共和国は大きな被害を出し、2日遅延後に開催された入札でパーカー陣営のクイーンズベリー・プロモーションズが再び落札したことが報じられています。


    現地時間22日の入札はクイーンズベリー・プロモーションズ1社のみが参加、WBOが設定した最低限価格30万ドル(約4266万円)をわずかに上回る、305,000ドル(約4337万円)というこのクラスにして目を疑うほどの低価格で落札しています。今年の3月に行われた入札を1,834,050ドル(およそ2億6080万円)で落札している同プロモーションから見ると、思いがけない良い買い物と言えるでしょう。


    結局、アンドラーデを後押しする大手プロモーションは現れなかったことを意味していますが、この不人気はボクシング・スタイル以外にも理由がありそうです。一方、早くも同プロモーションはパーカーが出場するWBOスーパーミドル級暫定王座決定戦を11月5日に英国イングランドのダービーシャーにて開催する用意があるとWBOに通知、こちらはとんとん拍子に話を進めたいところでしょう。34歳のアンドラーデが渡英する可能性はかなり低いと思われますが、今後のアクションが気になるところです。
  • 速報!ジョー・ジョイス 対 ジョセフ・パーカー!

    速報!ジョー・ジョイス 対 ジョセフ・パーカー!

    2022.09.25
    現地時間24日、英国イングランドのマンチェスターに在る、AOアリーナにてWBO世界ヘビー級暫定王座決定戦がただいま終了、同級1位のジョー・ジョイス(英国)が同級2位の元WBO王者、ジョセフ・パーカー(ニュージーランド)に11ラウンド1分3秒KO勝利、ジョイスが新暫定王者となっています。

    WBC王者のT.フューリー(英国)とともにリングインしたパーカーに対し、ジョイスはいつものように小刻みに歩きながらジャブを突きプレッシャーを掛けて行くと、パーカーもロープ伝いに動く時間が多いなか左を積極的に使います。3ラウンドに入るとジョイスがテンポアップ、攻勢を強めるとパーカーは圧され気味となり右フックが側頭部へヒットするものの終了間際にパーカーが右を返し、パーカーの鼻から出血が始まります。6ラウンド、声援を背に受けジョイスが攻勢を強めるとパーカーは右眉から出血を見せ、7ラウンドも決定的な被弾こそ抑えるもののポイントは山場を作ったジョイスが獲ったように映ります。パーカーはやり過ごしているのか、疲労のためか、時折ロープに身体を預けたり、フラついたような仕草を見せ、一方のジョイスもややスタミナ切れの兆候を見せるなか、9ラウンドにはお互いに良い右をヒットします。10ラウンドはパーカーが肩越しの右を当て、左フックのダブルをヒットするなど良いラウンドを作りますが、迎えた11ラウンド50秒過ぎ、ジョイスの左フックがパーカーのアゴにヒットするとパーカーが豪快に尻餅を着きながらダウン、立ちあがったところでスティーブ・グレイ(英国)レフェリーが10カウントを数えています。WBC同級シルバー王座の防衛も果たした37歳のジョイスは15戦全勝14KO、難敵を見事に仕留めています。暫定ながら18年3月、A.ジョシュア(英国)に奪われたベルトの奪還を目指した30歳のパーカーでしたが30勝21KO3敗、キャリア初のKO負けです。



    IBOスーパーフェザー級タイトルマッチはチャンピオンのマイケル・マグネシ(イタリア)がアンソニー・カカチェ(英国)に12回判定負け、王座交代です(2対1/117-111、116-112:カカチェ、116-112:マグネシ)。

    前統一ライト級王者のG.カンボソス Jr.(豪州)にビジュアルが似ているという声もある王者は長身でジャブが得意なカカチェの距離を潰そうと積極的に前進、カカチェはサークリングしながらパンチを返し初回終了間際に良いアッパーを打ち込みます。2ラウンドは引き続き前に出る王者に対し、カカチェはアッパーが効果的と見たか、積極的にコンパクトなアッパーを出していくと、3ラウンド終盤にも良いコンビをヒットします。前に出る王者も4ラウンド序盤に左フックをヒット、細かいパンチを上下に入れ、カカチェのスタミナを削ろうとすると5ラウンドはカカチェもスイッチを見せ対抗します。左眉尻から出血の始まったカカチェを王者が追い掛ける展開が続く8ラウンド終盤、カカチェの連打がヒットすると王者は苦笑いを見せます。終盤、両者とも疲労の色を見せながら王者がカカチェを追い掛ける展開は変わらず、クリンチ際でも細かいパンチを出し続けた王者でしたが、全体的な有効打数で上回ったカカチェがポイントアウトしています。ジャッジ1人の4ポイント差負けはあまりにも可哀想な気がしますが、33歳のカカチェは20勝7KO1敗、主要4団体での世界ランク復帰は間違いなさそうです。一方、IBF8位、WBCでも12位につける27歳のマグネシは21勝13KO1敗、同王座3度目の防衛に失敗です。




    英連邦、英国、そしてIBF欧州の三冠王者、エコウ・エスマン(英国/146.25ポンド)がサミュエル・アントウィ(英国/145.6ポンド)に12回判定勝利、王座防衛です(3対0/117-112、116-113、115-114)。IBF同級13位でもある33歳のエスマンは18戦全勝7KO、30歳のアントウィは14勝6KO2敗としています。
  • 速報!マキシ・ヒューズ 対 キッド・ギャラード!

    速報!マキシ・ヒューズ 対 キッド・ギャラード!

    2022.09.25
    現地時間24日、英国イングランドのノッティンガムに在る、ノッティンガム・アリーナにてIBOライト級タイトルマッチがただいま終了、チャンピオンのマキシ・ヒューズがIBO17位で元IBFフェザー級王者のキッド・ギャラード(ともに英国)に12回判定勝利、王座防衛です(2対0/114-114、116-111、114-113)。

    サウスポー・スタンスから繰り出す細かいパンチが武器の王者とスイッチが得意な挑戦者という図式。ギャラードが距離を詰め王者が迎え撃つ序盤はコンパクトなパンチを出し合うペース争いとなり、手数では頻繁にスイッチを繰り返すギャラードが上回るものの有効打は多くなく、競ったラウンドが続きます。いつものように前に出ながらコンビネーションを出すことが出来ない王者に対し、ギャラードは常に自分の距離をキープしながらプレッシャーを掛け王者にロープを背負わせます。8ラウンドは王者のワンツーが浅くヒットしますが展開に大きな変化の無いまま終盤に入ると迎えた10ラウンド、マーカス・マクドネル(英国)レフェリーがギャラードに減点1を課します。やや王者に疲労によるペースダウンが見られるもののお互いに膝や腰を落とす場面を造ることが出来ずフルラウンドを戦い終えています。薄氷の防衛となった32歳のヒューズは26勝5KO5敗2分、IBO2度目の防衛に成功です。一方、昨年11月、K.マルチネス(スペイン)にまさかの6回TKO負けを喫し、ベルトを手放している32歳のギャラードは28勝17KO3敗とし2連敗を喫しています。
  • 速報!シャクール・スティーブンソン 対 ロブソン・コンセイサン!

    速報!シャクール・スティーブンソン 対 ロブソン・コンセイサン!

    2022.09.24
    現地時間23日、米国のニュージャージー州ニューアーク、プルデンシャル・センターにて変則のWBC&WBO世界スーパーフェザー級王座統一戦がただいま終了、前二冠王者のシャクール・スティーブンソン(米国)がWBCとWBOともに2位にランクされる、ロブソン・コンセイサン(ブラジル)に12回判定勝利、これにより2つの王座は空位となっています(3対0/117-109×2、118-108)。

    スティーブンソンがパンチをまとめると約1万人からの大歓声が起こる会場で、初回は両者慎重な立ち上がりを見せます。コンセイサンはサウスポーを苦にする様子を見せず2ラウンドには左フックを当て、スティーブンソンも徐々に攻勢を強めると、3ラウンド中盤に左を当て合います。スタミナにウィークポイントを持つコンセイサンを相手にスティーブンソンは序盤からボディへパンチをまとめ、度々デビッド・フィールズ(米国)レフェリーからローブローの注意を受けながらも迎えた4ラウンド終了間際、スティーブンソンの左ボディストレートがヒット、コンセイサンがしがみつくように両膝を付くとレフェリーはダウンと裁定しカウントを数えます。5ラウンド、コンセイサンはハッキリと手数が減り、自らクリンチに行く場面が増え、ペースはスティーブンソンに流れて行きます。6ラウンド、身体が流れる場面の増えたコンセイサンは1発逆転を狙うかのような大きなパンチを増やすもののスティーブンソンは冷静に反撃をかわしながらパンチをヒット、ポイントはハッキリとスティーブンソンが獲ります。

    スティーブンソン優勢でラウンドが進むもののコンセイサンも頑張りを見せ、クリーンヒットを奪えない苛立ちか、9ラウンドにスティーブンソンはクリンチに来たコンセイサンを投げ飛ばしレスリング行為で減点1を課されます。10ラウンド終盤にも右手でコンセイサンを投げ飛ばし、減点こそ無いもののイライラを表に出すスティーブンソンは、その後も優勢をキープしながら決定的な場面を造ることは出来ず、体調の悪さをハッキリと見せ、来たところにパンチを合わせる省エネボクシングで終盤のラウンドを終えています。25歳のスティーブンソンは19戦全勝9KOとしWBC王座は初、WBOは3度目となる防衛を目指したものの前日でベルトを手放す大失態、O.バルデス(メキシコ)戦で得た評判も自身の手で急落させています。敗れた33歳のコンセイサンは17勝8KO2敗、2度目の世界挑戦も失敗に終わっていますが、空いた両王座は奪還を目指すO.バルデスや3階級制覇を目指すE.ナバレッテ(ともにメキシコ)らの草刈り場となるのでしょうか




    セミファイナルのライト級8回戦は東京五輪ライト級銀メダリストのキーショーン・デービス(米国)がオマール・ティエンダ(メキシコ)に5ラウンド1分38秒TKO勝利です。

    初回終了間際、デービスの右が後頭部付近に当たりティエンダが膝を着くと、アール・ブラウン(米国)レフェリーはスリップと裁定、2ラウンドも手数と有効打数でデービスがティエンダを上回ります。ティエンダは左右の大きなフックや懐にもぐろうと頭を低くし入ろうとし、攻勢のきっかけを掴もうとしますがデービスはジャブとコンパクトな連打、クリンチワークで早めに潰し自身の距離をキープします。盛り上がりを欠いた中で迎えた5ラウンド1分過ぎ、踏み込んでワンツーを出そうとしたティエンダにデービスは距離を測りながらショートの右を打ち込むとティエンダは膝からダウンします。立ち上がったティエンダにデービスが追撃、ロープ際に追い込み左フックなどをヒットするとレフェリーが割って入りストップ、ティエンダはタイミングに不満の表情を見せますが後の祭りとなっています。23歳のデービスは6戦全勝5KO、30歳のティエンダは25勝18KO6敗です。




    セミセミ、WBOラテン・スーパーフェザー級タイトルマッチは、王者でWBO9位のヘンリー・レブロン(プエルトリコ/130ポンド)が元WBC米大陸同級王者のアンディ・ベンセス(米国/129.8ポンド)に8回判定勝利、王座防衛です(3対0/78-74、79-73、80-72)。

    G.A.ラッセル対R.バルテレミ戦での不可解なストップも記憶に残るシェイダ・ムーダー(米国)レフェリーが裁く、両者の立ちあがりはベンセスが前に出て距離を詰めようとするもののサウスポーのレブロンはサークリングしながら細かいパンチをヒットしペースを引き寄せます。早くも眉間から微量の出血を見せるレブロンは2ラウンド序盤にも左をヒットしベンセスはたたらを踏みますが、ベンセスはボディへパンチをまとめて対抗します。その後もベンセスが距離を詰めていくものの、なかなかレブロンに有効打を当てることが出来ず、ペースはレブロンが握ったまま終盤へ進行、右手を巧みに使いながらベンセスを翻弄するラウンドが続きます。コンパクトな連打でリードを広げるレブロンも特筆する破壊力は無く、決定的なダメージを与えるまでは攻め込めず、最終回はベンセスをロープに追い込むも場面を作るもののクリンチにも阻まれ終了のゴングを聞いています。25歳のレブロンは17戦全勝10KO、31歳のベンセスは23勝12KO4敗1分、一時期は将来を期待されたもののこれで3連敗としています。
  • 明日は英国のマンチェスターとノッティンガムで注目のマッチアップ

    明日は英国のマンチェスターとノッティンガムで注目のマッチアップ

    2022.09.24
    <WBO世界ヘビー級暫定王座決定戦 in 英国イングランド、マンチェスター、AOアリーナ>
    同級1位、ジョー・ジョイス(英国/14戦全勝13KO):271.4ポンド(約123.0Kg)
    vs.
    同級2位、元WBO王者、ジョセフ・パーカー(ニュージーランド/32戦30勝21KO2敗):255.25ポンド(約115.7Kg)
    ※ジョイスの持つWBCシルバー王座の防衛戦でもありますが、暫定ながらどちらがWBOのベルトを巻くのかが話題を集めます。WBOを含めた三冠王者のO.ウシク(ウクライナ)がWBC王者のT.フューリー(英国)と対戦するのかも興味を引くところですが、リオ五輪スーパーヘビー級銀メダリストのジョイスが勝つのか、それとも元王者のパーカーが再びベルトを巻くのか、敗者は世界戦線からの後退は免れず両者の執念に注目です。


    <IBOスーパーフェザー級タイトルマッチ>
    王者、IBF8位、WBC12位、マイケル・マグネシ(イタリア/21戦全勝13KO):129ポンド(約58.5Kg)
    vs.
    英国同級王者、アンソニー・カカチェ(英国/20戦19勝7KO1敗):129.5ポンド(約58.7Kg)
    ※WBA7位など今春まで世界ランクを保持していたカカチェですが約13ヶ月のブランクにより全てのランキングから外され、政治的な匂いもするなか不運にめげず王座獲得に臨みます。「つらい時間だった。(メインが中止となったことで)予定していた試合が急遽中止になるなどモチベーションも無くなりかけていたんだ。しかし私には良いチームがありこの困難を乗り越えることをサポートしてくれた。」と気持ちを奮い立たせています。王者に戦績ほどの力は無く、英国内ではJ.コルディナ(英国)との対戦話も挙がっているように王座交代も充分にありうるマッチアップです。




    <IBOライト級タイトルマッチ in 英国イングランド、ノッティンガム、ノッティンガム・アリーナ>
    王者、マキシ・ヒューズ(英国/32戦25勝5KO5敗2分):134.4ポンド(約60.9Kg)
    vs.
    IBO17位、元IBFフェザー級王者、キッド・ギャラード(英国/30戦28勝17KO2敗):134.7ポンド(約61.0Kg)
    ※WBAフェザー級王者のL.ウッド(英国)が試合11日前に怪我を理由に離脱、メインイベントに繰り上がった一戦です。IBF12位でもある王者は「彼は元フェザー級王者でスーパーフェザー級での戴冠を目指しながら私との対戦を受けました。更に階級を上げたことに私は驚いていますが土曜日の夜以降、彼はどこに行くことも出来ないでしょう。引退後の身の振り方をきちんと計画していることを願っています。」と述べ、階級の壁を見せつけるとしています。
  • 若き二冠王者、シャクール・スティーブンソンがまさかの計量失格

    若き二冠王者、シャクール・スティーブンソンがまさかの計量失格

    2022.09.23
    <WBC&WBO世界スーパーフェザー級王座統一戦 in 米国、ニュージャージー州ニューアーク、プルデンシャル・センター>
    前二冠王者、シャクール・スティーブンソン(米国/18戦全勝9KO):131.6ポンド(約59.6Kg)
    vs.
    WBC&WBO2位、ロブソン・コンセイサン(ブラジル18戦17勝8KO1敗):129.6ポンド(約58.7Kg)
    ※生まれ故郷ニューアークでの凱旋試合とあって気持ちが大きくなったか、25歳の王者が約725グラムを超過しまさかの王座剥奪。「私はベストを尽くしましたが限界でした。もう130ポンド(58.9Kg)を造ることは出来ません、次の試合から135ポンド(ライト級)に上がります。」とファンには残念な結果となっています。33歳、リオ五輪金メダリスト組から初の世界王者誕生と行きたいコンセイサンですが、前王者の鉄壁と言えるディフェンスを崩すことは出来るのか、" 限界まで行った " と話すコンディションも気になるところです。



    <セミファイナル/スーパーライト級8回戦>
    キーショーン・デービス(米国/5戦全勝4KO):136.2ポンド(約61.7Kg)
    vs.
    オマール・ティエンダ(メキシコ/30戦25勝18KO5敗):136.4ポンド(約61.8Kg)
    ※東京五輪ライト級銀メダリスト、23歳のデービスは4月30日のE.サンチェス(メキシコ)戦後、7月15日のリングに上がる予定でしたが試合の約10日前に病気を理由に出場を取りやめ、今回が約5ヶ月振りのリングとなります。地域王座獲得経験を持つ30歳のティエンダはこれまでで最も高い壁となりそうですが、全快を証明し周囲の期待に応えることは出来るでしょうか?
  • WBAがライトフライ級指名挑戦者決定戦をオーダー

    WBAがライトフライ級指名挑戦者決定戦をオーダー

    2022.09.22
    WBAは日本時間21日、ライトフライ級の指名挑戦者決定戦として同級1位のダニエル・マテヨン(キューバ/15戦13勝7KO2分)と同級3位のカルロス・カニサレス(写真/ベネズエラ/27戦25勝19KO1敗1分)両陣営に対戦指示を出しています。10月20日を交渉期限とし、合意無ければ入札になるとしています。


    34歳のマテヨン、29歳のカニサレスとも日本での対戦経験があり、マテヨンは18年9月に矢吹正道(緑)選手に8回判定勝利をおさめ、カニサレスは16年12月に田口良一(ワタナベ)と12回引分、その後は18年3月に小西伶弥 (真正)に12回判定勝利をおさめています。


    昨年5月、E.ベルムデス(メキシコ)に番狂わせと言える6回TKO負けを喫し王座陥落後、3連勝を挙げている元王者のカニサレスがやや有利と映るマッチアップですが、現在マテヨンはパナマ、カニサレスはメキシコと自国とは異なる地をホームとしているだけに経済的な基盤を取り付けている陣営が交渉を有利に進めることでしょう。
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