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    デビッド・アレン戦を3日後に控えるトニー・ヨカが公聴会に出席

    2018.06.22
    デビッド・アレン(英国/18戦13勝10KO3敗2分)との第5戦を23日と目前に控える、リオ五輪スーパーヘビー級金メダリスト、トニー・ヨカ(フランス/4戦全勝3KO)が現地時間20日に『afld(The French Anti-Doping Agency)』による公聴会に出席、2016年7月からの12ヶ月間で3度の検査空振りとなった状況の説明を終えたことが報じられていますが、『afld』は諸状況を検討したのちペナルティ処分の通達を7月4日に行うことを発表しています。



    多くのファン、関係者が今回注目するのは禁止薬物の使用ではなく、「故意か否かは問わず、12ヶ月の間に3度検査が実施できなかった場合は通常1~2年の資格停止処分が妥当」という『afld』の規約がヨカに適用されるか否かといったところ。公聴会に同席した、アルノー・ペリッカード弁護士は「アマチュア・ボクサーからプロ・ボクサーとなってからの環境の違いに対応する過程の問題」とし、特別な事情があったとして情状酌量を求めたとする報道も出ていますが、一方では1年間のサスペンド処分が発表された後も通常通りに活動、試合もこなしているヨカに反省の色無しとして、2年以上の厳罰が与えられるのではないか、という報道も挙がっています。



    『トニー・ヨカには今週2つの大きな戦いが待っている。土曜日のデビッド・アレン戦、そして水曜日に開かれる公聴会だ!』と報じられた月曜日、「私の運命を決めるのは土曜日だ、水曜日ではない。何一つやましいことは無い。」と述べていた25歳は1つ目の戦いを終え、集まった報道陣に対し「(公聴会に出席した)彼らは静かに私の話を聞いてくれた、彼らが私の話す幾つかの状況は理解してくれたと感じているし、自分の口で直接状況を説明できたことが重要だったと思う。」と述べていますが気持ちを切り替えてアレン戦に臨んだ後、7月4日の通知を待つことになりそうです。
  • 売り出し中のホープ、ケルマン・レハラガが元世界1位と対戦

    売り出し中のホープ、ケルマン・レハラガが元世界1位と対戦

    2018.06.22
    元世界王者のセルヒオ・マルティネスが主宰する " Maravilla Box " を中心とし、コツコツとプロモーション活動が展開されているスペインのプロボクシング界で、現在最も高い期待を集めるのが欧州ウェルター級チャンピオンのケルマン・レハラガ(スペイン/25戦全勝20KO)と言えるでしょうか。



    オーソドックス、ファイター・スタイルのレハラガがすでに発表している11月の同王座防衛戦の前に1試合、前哨戦を挟むことを明らかにしています。WBCとIBFで7位、WBOで12位に付ける26歳は、8月4日にスペインのマルベーリャにてノンタイトル10回戦、元WBAスーパーライト級1位のミケーレ・ディ・ロッコ(イタリア/45戦41勝18KO3敗1分)との対戦を発表、「私は常々、マルベーリャで試合をしたいと願ってきましたが、まして対戦者がディ・ロッコのような相手と決まり非常に楽しみです。彼は素晴らしいボクサーであり、敗れた3つの試合も偉大なボクサーによるものです。(ギャビン戦が決まっていますが)今の焦点はミケーレ・ディ・ロッコにあります、イージーな試合になるとは思っていませんが、マルベーリャに観戦に訪れるファンに素晴らしいショーをお見せします。」とコメントを残しています。



    11月にレハラガが対戦する欧州同級1位のフランキー・ギャビン(英国/28戦25勝15KO3敗)は世界挑戦の経験もある曲者サウスポーですが、オーソドックスのディ・ロッコと前哨戦をするということは心身ともに試合勘を研ぎ澄ませておきたいのか、興行的な見地からでしょうか。いずれにせよ前戦で世界5位を2回KOに仕留めているレハラガが豪快なKO劇を魅せることは出来るのか、ベテラン相手の前哨戦となっています。
  • 元WBAスーパーフェザー級暫定王者のブライアン・バスケスが復活の狼煙

    元WBAスーパーフェザー級暫定王者のブライアン・バスケスが復活の狼煙

    2018.06.21
    来日経験もある元WBAスーパーフェザー級暫定王者のブライアン・バスケス(コスタリカ/39戦36勝20K3敗)が、このほどトップランク・プロモーションと契約を交わしたことが発表されています。過去に2度、暫定王座を獲得した経歴を持つバスケスは12年12月に当時のレギュラー王者、内山高志(ワタナベ)選手と統一戦を行い、8回TKO負けを喫したことでも知られています。その後、13年10月に再び暫定王座を獲得しますが、2度防衛後にJ.フォルトゥナとのレギュラー王座決定戦に敗れ、再起を果たしたものの昨年8月には、R.ベルトランに10回判定負けを喫しています。


    ベルトラン戦も2対0の判定負けと、ここぞと言える勝負どころで惜しい星を落としている印象もあるバスケスですが未だ30歳、WBAでスーパーフェザー級8位にランクされているようにもう一華も二華も咲かせたいところでしょう。「私は本当にハッピーです、ボクシングというスポーツの中で最も大きなプロモーションと契約出来たことに神聖な心地です。私はスーパーフェザー級でもう一度頂点を掴みたいと思っています、オスカル・バルデスやクリストファー・ディアスなど名の有る選手との対戦も望むところです、こうして同じトップランクの契約下となったことは彼らも知ることですからね。私がワシル・ロマチェンコが無敵ではないことをお見せしましょう、そして近い将来には同じプロモーションとなったレイ・ベルトランとのリマッチも是非現実のものとして欲しいです。私はとてもハッピーです、モチベーションも充分です。」と発表会見で述べたバスケスです。



    昨年、G.デービスにIBFスーパーフェザー級王座を奪われている、ホセ・ペドラサ(プエルトリコ)もトップランクと契約後、再起2連勝を挙げ世界ランカーを打ち破るなど現在はライト級で世界ランクに復帰しています。選手育成を含めたマッチメイクでは他の有力プロモーションの追随を許さない巧みさを誇る同プロモーションだけに、バスケスがトップ戦線に再浮上する日もそれほど遠くないのかもしれません。
  • 統一スーパーウェルター級王者のジャレット・ハードが左肩を手術

    統一スーパーウェルター級王者のジャレット・ハードが左肩を手術

    2018.06.21
    「エリスランディ・ララとの試合に準備する中で痛みはあり、回旋腱板が僅かに裂けているという症状がありましたが、痛みを麻痺させるためにコルチゾンの注射を打ちながら練習を続けていました。しかしそれは一時的なものでしかありませんでしたが、その問題も(手術が成功したことで)クリアです、皆さんありがとう、すぐに復帰します。」と自身のSNSで、内視鏡による左肩回旋腱板の復腱手術を日本時間19日に行ったことを明らかにした、WBA&IBF、そしてIBOスーパーウェルター級王者の " SWIFT " ジャレット・ハード(写真/米国/22戦全勝15KO)です。


    4月に行われたE.ララとの激闘前から痛みがあったとした27歳のハードは、次戦でK.ブルックとの対戦を匂わせていたものの交渉締結とは成らず、ララとの再戦に進むのか、他の対戦者を探すのか動向が注目されていました。また、A.トラウトを退けたばかりのWBC王者、ジャーメル・チャーロ(米国)との統一戦も今秋対戦という噂が浮上するなど、ビッグファイトの期待が高まっていたところだけに残念な声も聞こえてきそうです。


    アーネスト・ロドリゲス・トレーナーも「誰の目にも怪我の痛みは限界を超えていたからね、(手術は)行わなくてはいけなかったんだ。彼はまず理学療法を受けてからとしているけど、(復帰について)具体的な日程は何も決まっていないよ。」とコメント、しばらくは怪我からの完治が最優先となりそうなハードです。
  • 速報!日本16位の高橋竜平が金星!世界13位のマイク・タワッチャイに勝利!

    速報!日本16位の高橋竜平が金星!世界13位のマイク・タワッチャイに勝利!

    2018.06.20
    タイ、サムットプラカーンにてIBFパンパシフィック・スーパーバンタム級タイトルマッチがただいま終了、王者のマイク・タワッチャイ(タイ)が高橋竜平(横浜光)に12回判定負け、高橋選手が新王者となっています(3対0/117-111×2、116-112)。

    タイお約束とも言える両選手リングイン後の長い前置きの後、幕を開けた一戦はタイ2戦目とあって高橋が積極的に前進、手数でもリードし初回、2ラウンドとガンガン攻め掛け、サークリングを多用するタワッチャイがバランスを崩すなど良いスタートを切ったように映ります。3ラウンドに入るとタワッチャイも右の距離を掴み始めますが、4ラウンド以降、高橋が攻勢を強めるとタワッチャイはロープ伝いに回りながら決定打を外し、クリンチワークに終始、高橋の打ち終わりにパンチを合わせようとしますが手数が少なく、サウスポーにスイッチも見せますが高橋のペースでラウンドが進みます。6ラウンドにワンツーを当てた高橋は、7ラウンドにワイルドな右フックを貰いますが、その後も疲労を表に出さず前進を続け、9ラウンドは開始と同時に猛攻を仕掛け一方的な連打を見せた高橋は、赤コーナー前で右ストレートなど連打を浴びせるとタワッチャイが膝を着きますが、ローカル・コミッションのレフェリーは上から押さえつけたとジェスチャー、スリップとします。ニュートラル・レフェリーならばストップによるTKOも十分に考えられたこのラウンドをワンサイドに打ちまくった高橋がその後もペースを渡さずフルラウンドを戦い終えています。金星を挙げた日本同級16位でもある高橋選手は15勝6KO3敗1分、日本ではなく敵地で文句無しの判定勝利をおさめたことで大きな意味があると言えるでしょう。一方、IBF同級13位のタワッチャイは45勝28KO12敗1分としていますが、IBO戦はどうなるのか、気になるところです。
  • エドゥアルド・" Rocky "・エルナンデスが26連勝を懸けて防衛戦

    エドゥアルド・

    2018.06.20
    今年1月に強盗に撃たれ手術も無事に終了、5月に元暫定王者を一蹴し復帰を飾った、エドゥアルド・" Rocky "・エルナンデス(メキシコ/25戦全勝22KO)が僅か6週間でリングに再登場、メキシコのメキシコシティに在るアレナ・コリセオにて、7月7日に26戦目として保持するユース王座の防衛戦を行うことが発表されています。


    現在、WBCスーパーフェザー級4位に付け、同級ユース王者でもある20歳のエルナンデスが7月に拳を交えるのは、マーリン・カブレラ(ドミニカ共和国/26戦24勝11KO2敗)としていますが、このカブレラは4月にメキシコのジワタネホで、現在WBC同級3位に付けるジョニー・ゴンサレス(メキシコ)と対戦しており10回判定負けを喫しています。今秋、ジョニゴンとの挑戦者決定戦も噂されるエルナンデスは、「私はジョニー・ゴンサレスと彼の試合も見ています。ジョニーが被弾し、たじろぐ場面も見ているので決してイージーな相手とは思っていません。私にとってもチャレンジ・マッチになると思いますが、この相手にKO勝ちすることが出来ればより大きな試合も現実的になると思っています。カブレラは良いファイターだし、リスペクトする気持ちも持っています。手数も多く、厳しい展開になるかもしれませんが、しっかり準備してコンディションを整えます。」と気を締めたコメントを残しています。


    王者、ミゲル・ベルチェルの指名挑戦者として1位にミゲル・ローマンが就いていますが、なかなかタイトルマッチは具体化せず、次戦でベルチェルは、J.バルロス(アルゼンチン)と、そしてローマンは、M.マルカーノ(ベネズエラ)と両選手とも別の選手との対戦が決まっています。同級2位のフランシスコ・バルガス、3位のジョニゴン、そして4位のエルナンデスらとしては、なかなか前進しない世界の最前線に苛立ちも募るところでしょうが、まずはジョニゴンがフルラウンドを要した相手に若きエルナンデスがどのような勝ちっぷりを魅せてくれるのでしょうか。
  • WBCはルイス・ネリのサスペンド期間を6ヶ月と裁定

    WBCはルイス・ネリのサスペンド期間を6ヶ月と裁定

    2018.06.20
    WBCは日本時間19日、前WBC世界バンタム級チャンピオンのルイス・ネリ(メキシコ)の処遇について見解を発表、WBCによるサスペンド期間は6ヶ月とし最後の試合から換算、9月1日までとしています。なおWBCが任命する栄養士の管理のもと、食事を含めた健康状態等を定期的に報告するという規約が付随し、もし報告を怠ったり、体重も大幅に増えた場合はバンタム級での試合は承認しないとする他、無期限のサスペンド処分および罰金も課すとしています。


    3月1日の山中慎介戦からわずか3ヶ月という期間で、J.パブスタン(フィリピン)とのノンタイトル戦を5月22日に発表していたネリ陣営でしたが、WBCからの意向を受け約1週間後に中止を発表、今後もWBCとの関係を継続していく姿勢を見せていました。23歳という若いネリが自制心を持ち、キャリアを継続していくことが出来るか否かは本人の頑張り次第といったところでしょうか。
  • クリストファー・ロサレスが英国、ベルファストでWBCフライ級初防衛戦

    クリストファー・ロサレスが英国、ベルファストでWBCフライ級初防衛戦

    2018.06.19
    元2階級制覇王者で現在はWBOフェザー級暫定王座を持つ、カール・フランプトン(英国/26戦25勝14KO1敗)と元統一ヘビー級王者のタイソン・フューリー(英国/26戦全勝19KO)、そして五輪2大会連続ライトフライ級銅メダリストのパディ・バーンズ(アイルランド/5戦全勝1KO)3選手が、8月18日に英国・北アイルランドのベルファストにて共演することがクイーンズベリー・プロモーションズから発表されています。


    31歳のフランプトンにとっては4月のN.ドネア戦以来約4ヶ月振り、29歳のフューリーにとっては今月9日のS.セフェリ戦から約2ヶ月、そして31歳のバーンズは昨年11月のE.ケサダ戦から少し経過し9ヶ月ほど空いた試合となります。正規王者のO.バルデスが怪我から復帰した後、そのまま統一戦へ進むのか、独自路線を歩むのか、注目が集まるフランプトンの相手はWBOフェザー級5位、ルーク・ジャクソン(豪州/16戦全勝7KO)との暫定王座初防衛戦となっています。33歳のジャクソンにとって海外遠征は初めてとなりますが、これまでアジア圏の選手との対戦が多く、WBOオリエンタル王座を得たことでランキングを上げてきた選手と言えるでしょう。


    また6月9日、あっさりと棄権TKO勝利をおさめたセフェリ戦直後の勝利者インタビューでも「(2日後の)月曜日からすぐにもジムワークを再開するさ、次は8月だ!」と威勢の良い言葉を残していたフューリーが復帰2戦目に臨みます。対戦相手は後日の発表となっていますがファンとしてはもう少し歯応えのある選手との対戦が見たいところでもあります。


    そしてWBOフライ級6位、IBFでも14位に付けるバーンズは、4月に横浜アリーナでWBC世界フライ級王座獲得を果たした、チャンピオンのクリストファー・ロサレス(ニカラグア/30戦27勝18KO3敗)に世界初挑戦が決まっています。「多くの人々は私の6試合目での世界タイトルマッチということを色々と言っているようですが、私にはアマチュアでのキャリアがあります、これは一か八かのギャンブルではありません。」と自信を見せています。パワー不足は拭えないところですが、アマチュア時代に培ったテクニックとフットワークで全勝のまま戴冠を目指します。アイルランド、ウィンザー・パークの集客力は1万人以上、地元ボクシング・ファンにはたまらないイベントになりそうです。
  • 6月20日の試合を前にマイク・タワッチャイが次々戦を発表

    6月20日の試合を前にマイク・タワッチャイが次々戦を発表

    2018.06.19
    IBFスーパーバンタム級13位のマイク・タワッチャイ(タイ/57戦45勝28KO11敗1分)は黒星の大部分と言える10敗を日本で喫し、その都度世界ランクを献上、自国に戻っては地域王座を獲得し再び世界ランクに再浮上してくる異色のタフガイですが、6月20日にタイのバンコクで、日本スーパーバンタム級16位の高橋竜平(横浜光/18戦14勝6KO3敗1分)選手との対戦を間近に控えています。


    すでに石井一太郎・横浜光ジム会長らと試合地入りしている高橋選手ですが、このほどタワッチャイ陣営が、9月29日にシンガポールにて空位のIBOスーパーバンタム戦に出場すると発表、モハメド・リドゥワン(シンガポール/10戦全勝7KO)との王座決定戦に臨むことを明らかにしています。ボクシング後進国と言えるシンガポールで最も期待の集まる30歳のリドゥワンが王座獲得成るかが注目を集めるイベントではありますが、心情的には高橋戦を前にしてIBO戦出場を発表するタワッチャイ陣営に、一泡吹かせて欲しいという期待が高まります。


    すでにリドゥワン陣営は数週間前から発表していたイベントですが、同じリングでは、当時WBCバンタム級3位にランクしていた、K.ゲルフィ(フランス)を左フック1発で10カウントを聞かせIBOバンタム級チャンピオンの座を獲得している、マイケル・ダスマリナス(フィリピン/30戦28勝19KO2敗)の同王座初防衛戦としてダブルIBO戦にするとしていますが果たして思惑通りに運ぶのか、興味深い20日の試合と言えそうです。
  • 速報!アルチュム・ダラキャン 対 ヨドモンコン・CPフレッシュマート!

    速報!アルチュム・ダラキャン 対 ヨドモンコン・CPフレッシュマート!

    2018.06.18
    ウクライナのキエフに在るパルコヴィ・コンベンション・センターにて、WBA世界フライ級タイトルマッチがただいま終了、王者のアルチュム・ダラキャン(ウクライナ/111.4P)が元暫定王者で同級1位のヨドモンコン・CPフレッシュマート(タイ/110.8ポンド)に8ラウンド2分54秒、レフェリーストップによるTKO勝利、王座防衛としています。

    マイケル・バッファー・リング・アナウンサーのコールで幕を開けた一戦はお互いに様子見といった静かな初回となりますが、王者に対し、ラウル・カイズ Jr. (米国)レフェリーが相手を回して背中に回り込むな、と注意が入ります。2ラウンド1分過ぎ、ヨドモンコンの右が浅く当たると同時に足を滑らせた王者に対しレフェリーはスリップと判断します。フットワークを使いリングを大きく使う王者は打っては離れるスタイルとあって、ガード主体のヨドモンコンは手数で劣勢となり後手に回る印象を残しますが、会場の歓声ほど有効打の無い序盤となり、4ラウンドは王者のワイルドな左右フックの合間にアッパーを浅くヒットします。5ラウンド10秒過ぎ、王者の右アッパーがガードの合間からアゴに入るとヨドモンコンがダウン、すぐに再開し、チャンスと見た王者がラッシュを仕掛けるとヨドモンコンはロープ際でガード一辺倒となるもののストップは免れ、再び前進を見せたところでゴングが鳴ります。

    6ラウンドもガードを上げながらじわじわ前進するヨドモンコンは、サークリングしながらパンチをまとめる王者に有効打を当てることが出来ず、手数の差でポイントを落とし、7ラウンド終了ゴング直前には王者の右フックが側頭部に入るとつんのめるように2度目のダウンを喫します。すぐに立ち上がったところでインターバルとなりますが、8ラウンド半分辺りで再び王者の右フックが入り、ヨドモンコンが右膝と右手を着く、この試合3度目となるダウンを喫します。すぐに立ち上がったヨドモンコンでしたが残り10秒ほどで王者のワンツーからの連打がガードを破り、バランスを崩すとレフェリーが抱え込み終了となっています。30歳のダラキャンはこれで17戦全勝12KO、同王座初防衛に成功です。約3年半振りとなるタイトルマッチで敗れた27歳のヨドモンコンは50勝35KO4敗です。



    セミファイナルは、IBAインターコンチネンタル・スーパーフェザー級王座決定戦とアナウンスされた一戦。イゴール・マグリン(ウクライナ)がダニエレ・リモーネ(イタリア)に10回判定勝利、ベルト獲得を果たしています。

    左手を前に出しながらフットワークを使いスピード重視のパンチを放つマグリンがリズムに乗りながらテンポ良く動き手数でポイントを集めます。同じように連打型のスタイルを持つリモーネも徐々に反撃して行き、ガードの低いマグリンに浅くヒットする場面を作りますが、手数では依然マグリン優勢で中盤に入ると、4ラウンド序盤に偶然のバッティングでマグリンの左まぶたから出血します。5ラウンド終了間際にはリモーネが前進しバックステップするマグリンに右ストレートがヒットすると同時に足を滑らせますが、マグリンにとって運良くレフェリーがスリップと裁定します。7ラウンドは出鼻に肩越しの右を当て、終盤には右アッパーを当てたマグリンがハッキリとポイントを挙げ、8ラウンドも軽打ながらヒット数はマグリンが優勢に映ります。リモーネは序盤こそ高く上げていたガードも脇の締めが甘くなり、パンチの帰り際にポコポコと被弾するなど疲れを見せ始め、さほど疲労を見せないマグリンがリードを広げて行くように映ります。9ラウンド終盤にはマグリンのボディ連打に露骨に嫌がる素振りを見せたリモーネでしたが最終回も粘りを見せフルラウンドを戦い終えています。29歳のマグリンは10勝4KO1分、33歳のリモーネは16勝5KO7敗1分としています。
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